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これだけは知っておきたい!LGA2011対応CPUクーラーの選び方のコツ


 

PCを自作したり、アップグレードしたりする際に欠かせないパーツの1つがCPUクーラーです。特に、高性能なCPUを搭載する場合は、より強力なクーラーが必要になります。ここでは、LGA2011ソケット対応のCPUクーラーを選ぶ際のポイントについて解説します。

1. TDPを確認する

TDP(Thermal Design Power)とは、CPUが消費する最大電力のことで、単位はワット(W)で表されます。CPUクーラーを選ぶ際は、CPUのTDPを必ず確認しましょう。TDPが大きいほど、より強力なクーラーが必要になります。

2. ヒートシンクの材質とサイズ

ヒートシンクは、CPUから発生した熱を吸収する部分です。素材は、アルミや銅などが使用されています。銅の方がアルミよりも熱伝導率が高いため、より効率的に熱を逃がすことができます。また、ヒートシンクのサイズは大きいほど、より多くの熱を保持できます。

3. ファンサイズと回転数

ファンはヒートシンクに風を送り、熱を逃がす役割があります。ファンサイズは大きい方が風量が増え、回転数は速い方が冷却効率が高くなります。ただし、回転数が速いファンは騒音が大きくなる傾向があります。

4. ソケット互換性を確認する

CPUクーラーは、搭載するCPUのソケット形状に合わせて選ぶ必要があります。LGA2011ソケットに対応したCPUクーラーを選びましょう。また、マザーボードによっては、特定のCPUクーラーしか取り付けられない場合がありますので、マニュアル等で確認してください。

5. RGB対応かどうか

最近はRGB対応のCPUクーラーが増えてきました。RGB対応であれば、パソコン内部をより華やかなイルミネーションで飾ることができます。ただし、RGB機能は冷却性能に直接関係ありませんので、あくまでも見た目の好みで選びましょう。

  • アルミ製ヒートシンクで、放熱面積が大きいもの
  • ファンの回転数が1,200rpm以上で、風量が多いもの
  • LGA2011ソケットに対応しているもの
  • CPUのTDPに余裕があるもの
  • 予算と相談の上、可能な限り高性能なものを選ぶ

以上が、LGA2011対応CPUクーラーを選ぶ際のポイントです。適切なCPUクーラーを選ぶことで、PCの安定性とパフォーマンスを向上させることができます。